障害者 & 難病患者 tomoのブログ【ともに きなりに】

難病 ギラン・バレー症候群を患い、障害者になったtomoが『障害は「障害」じゃない。ありのままの自分で、思いのままに生きよう。』をコンセプトに日々を綴るブログです。自身の大病経験と、元企業人事→→現在社会保険労務士を目指している経験から、「ある日突然、大病を患った方およびそのご家族」のお役に立つ情報等も書いていきたいと思います。

相模原障害者施設殺傷事件に関する報道と、障害者に対する意見を見ていて、tomoが思うこと。

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こんにちは。障害者で社労士タマゴの、tomoです。
 
タイトルの件。
ずっとブログに書くのを躊躇していました。
 
実はこの、tomoのブログ【ともに きなりに】が始まったのは、あの事件が起こった日なんです。もともと少し前から準備をしていたブログ。まさか、ローンチの日に、あんな事件が起こるとは思ってもいませんでした。
 
いろいろと思うことはありましたが、まだここで意見するのは控えようと、しばらくの間、思っていました。でも、もうそろそろ、書いてもいいかな…。そう思えたので、思うことを書くことにします。
 
障害者手帳の種類、知っていますか?…という話を昨日の記事で、しました。
 
「障害者」といっても、障害の種類も違えば、障害の重さも違います。
 
ナニカ に不自由を感じていることは、同じ。
ナニ に不自由を感じているかは、人によって違う。
ドノクライ 不自由を感じているかも、違う。
 
「日本人」といっても、いろんな性格で、いろんな容姿の日本人がいるように。
「男性」といっても、得意なことも人によって様々だし、
「女性」といっても、価値観も人によって全然違う。
 
だったら、「障害者」だって、
イロイロいてもいいんじゃないかなぁ…?と思うtomoです。
 
不自由なこと、苦手なことは、やっぱりある。
でもそれは、tomoが障害者になる前からもあったし。
不自由なことがある。苦手なことがある。
それは何も障害者に特有のことじゃあ、ない。
 
配慮はしてもらえるのなら、ありがたい。
配慮してもらえたり、優しくされたら、もちろん、嬉しい。
でも、それは「障害者」だからではない。
「人」として、嬉しい。
 
なんかもう、「障害者」を取り分けて、切り出して、
区別するのは、やめませんか?
 
障害者は「自分たちとは違うから」不要だという人。
障害者は「特別な存在だから」必要だという人。
そのどちらも、tomoには同じに聞こえる。
 
目が悪いから、メガネをかける。
足が悪いから、車イスに乗る。
背が低いから、人に頼んで棚の上のものを取ってもらう。
手が不自由だから、人に頼んで瓶の蓋を開けてもらう。
体が病気になったから、病院で診てもらって薬をもらって飲む。
心が病気になったから、病院で診てもらって薬をもらって飲む。
 
障害があっても、なくても、「人」は「人」。
 
いま元気でも、突然風邪をひくように。
いま健康でも、ある日突然病気を発症して、障害者になることもある。
いま普通でも、ある日事故にあって、障害者になることもある。
 
障害者 = 他人事  …とは、限らない。
障害者 = 明日は我が身、かもしれないでしょう?
 
…と、一連の報道と、それに対するアレヤコレヤの反応を見ていて、
tomoが思うこと。
 
です。
 
 
ちょっと今日は、いつもと違うトーンで綴ってみました。
 
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最後までお読みいただきありがとうございました。
またブログでお会いできることを楽しみにしています♪
 
 
tomo
 
 
 
 
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