身体障害者である筆者が公開する、身体障害者手帳の申請手続き方法・交付マニュアル。「障害認定はこう受ける!」(突然大病を患ったら… その11)
こんにちは。障害者で社労士タマゴの、tomoです。
昨日までの記事で、1) 障害者手帳の種類と、その中でも 2) 身体障害者の種類・等級について書いてきました。
さぁ、いよいよ今日は「障害認定・身体障害者手帳交付の流れ」について解説をしていきますよ!(今後のメニューは下記の流れになります)
4) 障害者医療費助成制度
5) 障害者手帳を持つメリット・デメリット
障害者といっても様々なので、tomoブログ【ともに きなりに】では引き続き、身体障害者に焦点をあててお話ししていきますね。
● お住まいの市区町村役所の福祉担当窓口から、申請に必要な用紙を入手する。
申請を検討している場合は、面倒でも一度お住まいの市区町村役所の福祉担当窓口に相談に行くことをオススメします。
※ 申請書類が障害の認定を受ける部位によって異なるため正しい書類を受け取る必要があります。また「診断書・意見書」を記載を依頼する指定医の確認も必要です。窓口に足を運ぶのは時間も手間もかかると思いますが、電話・郵送のみで用紙の入手を行うよりも、一度窓口を訪ねた方が結果的にスムーズに手続きに入れると思います。
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● 指定医に「診断書・意見書」を記載してもらう。
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● お住まいの市区町村役所の福祉担当窓口に申請書類を提出する。
✔︎ 身体障害者手帳 交付申請書
✔︎ 指定医の診断書・意見書
✔︎ 本人の写真(たて4cm、よこ3cm)
✔︎ マイナンバー確認書類
✔︎ 印鑑
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● 申請書類を元に、障害認定の審査を行う。(約1ヶ月から1ヶ月半程度かかります)
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● 審査が完了すると郵送で連絡が入ります。その書類と印鑑を持参して、身体障害者手帳の交付を受けます。
身体障害者手帳の申請・交付に関しては、各都道府県・各市区町村のホームページに案内があるはずです。実際の申請にあたっては、お住まいの都道府県・市区町村の案内に基づいて手続きを進められるのが良いと思います。
しかしながらこの記事を作成するにあたり、複数の自治体のホームページを確認したところ、決してすべての自治体がわかりやすい案内をしているわけではありませんでした。
そこで、tomoが一番わかりやすくまとまっていると感じた千葉県と千葉県柏市のホームページを参考にご案内します。基本的な手続き等は全国どこでも変わりませんので、参考になさってみてくださいね。
※ 柏市のホームページには、指定医に記載してもらう診断書・意見書のフォーマットが、障害部位別にPDFになっていて見やすいです。どんな内容の記載が必要なのか…など、申請前の参考にご覧ください。
なおtomoが住んでいる地域では、手帳交付の際に、ただ手帳を交付するだけではなく、各種障害者向け助成制度について詳しい説明をしてもらうことができました。
身体障害者手帳の交付を受けることで利用できる各種助成(福祉サービスや税控除等)について確認・相談できる良いチャンスでした。
その一連の助成制度の中でも、tomoが最も恩恵にあずかっているのは障害者医療費助成制度です。次回は、この障害者医療費助成制度を中心に、障害者手帳を持つメリット・デメリット等に関するお話を進めていきたいと思います。