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障害者 & 難病患者 tomoのブログ【ともに きなりに】

難病 ギラン・バレー症候群を患い、障害者になったtomoが『障害は「障害」じゃない。ありのままの自分で、思いのままに生きよう。』をコンセプトに日々を綴るブログです。自身の大病経験と、元企業人事→→現在社会保険労務士を目指している経験から、「ある日突然、大病を患った方およびそのご家族」のお役に立つ情報等も書いていきたいと思います。

ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)【初心者にもわかるパラリンピック競技紹介】競技の概要やクラス分け・ルール、リオ大会に出場する日本代表選手をピックアップ!(リオデジャネイロ2016パラリンピック情報☆その23)

パラリンピック 障害者スポーツ ウィルチェアーラグビー

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こんにちは。障害者で社労士タマゴの、tomoです。
 
さぁ、いよいよウィルチェアーラグビー車いすラグビー)の紹介記事です!!
車いす系の競技の中でも、最も激しく、迫力ある競技で、車いすがタックルしてぶつかり合うさまが、別名マーダーボール(殺人球技)の異名もとる競技です。パラリンピック競技の中でも、まさに tomo イチオシの競技です。
 
以前、ウィルチェアーラグビーの試合を見に行った記事を書きました。
 
上記の記事にも結構検索エンジン経由でアクセス流入がありますし、ここ最近も「ウィルチェアーラグビー パラリンピック」などのワードで検索した結果、tomo のパラリンピック関連記事に訪問いただく方もいらっしゃいます。
 
それだけ、ウィルチェアーラグビーへの興味・関心の高さを感じます。
 
実は、ウィルチェアーラグビー連盟の理事の方とコンタクトを取らせて頂いていて、個人的にもウィルチェアーラグビーの活動にご協力をさせて頂くことになっているんです☆ それだけに、俄然 応援にも力が入ります!
 
地球の裏側で頑張るパラアスリートに、少しでもエールを送れるように。
tomoブログ【ともに きなりに】では、パラリンピック開幕に向けて、毎回ひとつずつパラリンピック競技を取り上げてご紹介しています。
 
これまで全くパラスポーツに知識がなかった人にも、わかりやすいように書くことを心がけていますので、tomo と一緒に各パラリンピック競技を知って、一緒に日本から声援を送りましょう〜。
 
では、ウィルチェアーラグビー車いすラグビー)のご紹介、早速参りましょう!

★ 9/18追記 ★ メダル獲得情報!!おめでとうございます!!
銅メダル ウィルチェアーラグビー日本代表
 

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ウィルチェアーラグビーは、車いす(Wheel chair)に乗って戦うラグビーです。パラリンピック競技で唯一、車いす同士がぶつかるタックルが認められている競技でもあります。
 
もともとは、四肢麻痺者など、上肢下肢ともに比較的重い障害を持つ肢体不自由者がプレイできる競技としてカナダで考案されたウィルチェアーラグビー。しかし、タックルによって激しくぶつかり合い、時にその衝撃で車いすが宙に舞ったり、転倒したりする様子を目の当たりにすると、障害を持った選手が競技しているとは思えないほどの迫力があり、圧倒されます。
 
冒頭に上述の通り、マーダーボール(MURDERBALL=殺人球技)と呼ばれていた歴史を持つほどに、激しくぶつかり合う車いすは、戦車・装甲車になぞらえてガンタンクと呼ばれることもあります。使用される車いすは、激しい当たりのコンタクトプレーにも耐えられる、頑丈に作られた競技用の専用の仕様になっています。それでも、試合中にタイヤがパンクすることは日常茶飯事で、tomo が観戦した試合でも、タイヤがパンクしたり、車椅子がひっくり変えたりすることは、何度もありました。さらには激突の衝撃で、車椅子そのものが壊れてしまうことも、目の当たりにしました!(その時は、転倒防止用についているリアキャスター(車輪)がへし折れていました) 
 
はじめは観戦していて驚いたのですが、選手もサポートスタッフの方々も至極当たり前のようにサッと転倒した選手を起こしたり、パンクのタイヤを取り替えたりしていて、まるでモータースポーツのピットワークのように、無駄が無くスムーズな動きだなと感心してしまいました。一つの試合で、複数回タイヤがパンクしてもいいように、すでに予備用のタイヤが何本も準備されているのを見ると、改めて激しいスポーツだと実感します。
 
ウィルチェアーラグビー(車椅子ラグビー)に出場する選手は、頸随損傷や機能障害など四肢に障害のある選手たちです(以前観戦した試合では、tomo と同じギラン・バレー症候群の選手もいらっしゃいました)。障害の度合いも様々であるため、選手は障害のレベルによって7クラスに分類され、0.5点から3.5点までの持ち点が与えられます(0.5点きざみで数字が大きいほど障害が軽い)。1チーム4人で戦う選手の合計点は、8.0点以内にしなければならないと定められています。
 
ちなみに、障害の度合いによって選手にも様々な役割があります。
持ち点が高い選手(障害が軽い選手)は、攻守にわたってコートを素早く動き回り、ボール争いに積極的に絡みます。こういった選手が使用するのが、「攻撃型車いす」と言って、小回りが利くようにコンパクト設計で、相手の守備に引っかからないように凹凸が少ない形状をしている車いすです。
持ち点が低い選手(障害が重い選手)は、下肢(下半身)だけでなく、腹筋・背筋などの体幹機能も低かったり、手首から下が使えない場合もあったりと、俊敏なチェアーワーク(車いすさばき)や、ボールのキャッチやパスが難しい選手が該当します。こういった選手は、「守備型車いす」と言って、相手の動きをブロックするためのバンパーが飛び出していて、相手の車いすを引っ掛けて動きを止めたり、自らが壁になって相手の攻撃を防御したりという役割を担います。
実際の試合でも、障害が重い選手が、障害の軽い選手を封じ込めたりする場面があると、非常に盛り上がります。
 
ウィルチェアーラグビーを観戦する際は、ぜひこうした選手の役割・特性にも注目した上で、強烈なタックル、華麗な車いすさばき、そして壁(盾?)になって相手をブロックする様に注目してみてください。
 
少し余談ですが。ウィルチェアーラグビーは、現状男子・女子という分け方がなく、男女混合でチーム編成をすることも可能です。4人の中に女子選手が含まれる場合は、0.5点の追加ポイントが許可され、チームの合計は8点を超えることが許されます。tomo が観戦した時も女子選手が男子選手に交じってウォーミングアップを行っていて、かっこいい!と思いましたが、正直あの大柄な男子選手の本気のタックルを受けたら、ひとたまりもないな…という気がしました。(でも女子のラグビー選手、本当にかっこよかったです)
 
ウィルチェアーラグビーと通常のラグビーとの違いについても、お話ししたいと思います。車椅子バスケットボールの記事で、車椅子バスケットボールと通常のバスケットボールの違い・共通点についてご紹介をしましたが、ウィルチェアーラグビーと通常のラグビーにも、様々な相違点・共通点があります。
 
まず、ボールが違います。ウィルチェアーラグビーで使用されるのは、楕円形ではなく、丸いバレーボールのような形をしたウィルチェアーラグビー専用球です。蹴ること以外の方法でボールを運び(投げる、打つ、ドリブル、転がす、膝に乗せて運ぶなど)、巧みな車いす操作でゴールを狙います。
 
試合を行うコートも異なります。ウィルチェアーラグビーは、バスケットボールのコートと同じ広さで行います。
 
またルールも、車椅子でプレーを行うことを前提に、いろいろと変更・工夫がなされています。障害のない選手が行うラグビーとの最大の違いは、ボールを前方へパスしても良い、ということです。ボールを保持した状態で、ゴールポストに見立てた2つのパイロン間のゴールラインを越えると得点となります。後方からの華麗なロングパスを受けて、クイックにゴールを決める選手を見ていると、こちらまで爽快な気分になります。
 
逆に最大の共通点は、この記事でも何度も述べた、豪快で激しいタックルです。
これがウィルチェアーラグビー最大の魅力でもあり、醍醐味でもあると思います。
 
こちらの記事でも書きましたが、実はラグビーのルールについてあまりよく知らない tomo と Keiくんが観戦に行っても、ものの数分で夢中になる魅力があるのがウィルチェアーラグビーです。ぜひ、機会があればぜひ、(テレビでも、生の試合でも)実際に見てみてくださいね。
 
 
リオデジャネイロ2016パラリンピックに、日本から出場するのは下記の12選手です。
✔︎ 池 透暢(いけ ゆきのぶ)選手(36歳)
✔︎ 池崎 大輔(いけざき だいすけ)選手(38歳)
✔︎ 今井 友明(いまい ともあき)選手(33歳)
✔︎ 官野 一彦(かんの かずひこ)選手(35歳)
✔︎ 岸 光太郎(きし こうたろう)選手(44歳)
✔︎ 島川 慎一(しまかわ しんいち)選手(41歳)
✔︎ 庄子 健(しょうじ たけし)選手(36歳)
✔︎ 仲里 進(なかざと しん)選手(39歳)
✔︎ 乗松 聖矢(のりまつ せいや)選手(26歳)
✔︎ 羽賀 理之(はが まさゆき)選手(31歳)
✔︎ 山口 貴久(やまぐち たかひさ)選手(34歳)
✔︎ 若山 英史(わかやま ひでふみ)選手(31歳)
池選手、池崎選手、今井選手、官野選手、岸選手、島川選手、庄子選手、仲里選手、乗松選手、羽賀選手、山口選手、若山選手、頑張って下さい!!
 
 
ウィルチェアーラグビーチーム主将の池選手は、 黒柴スポーツ新聞編集局長(tf-zan96baian-m-stones14)さんのブログ「黒柴スポーツ新聞」でもご紹介されていました。現役の記者さんである黒柴スポーツ新聞編集局長さんは、野球を中心としたスポーツネタを、とても素敵な視点で切り取ってご紹介してくださる方です。tomo は黒柴スポーツ新聞編集局長さんの着眼点が、とっても好きです。
 
ウィルチェアーラグビー車いすラグビー)は、リオパラリンピック終盤の、日本時間で9月14日(水)から5日間の日程で実施されます。試合開始が、本当に待ち遠しいです!!
 
ウィルチェアーラグビー車いすラグビー)に関してご興味がある方は、下記の団体が日本での代表団体となります。
 
 
 
ご縁があってこのブログに辿り着いて頂けた方は、ぜひ、障害を持った Super humans が大活躍をするパラリンピックにも注目して頂けたら、これ以上の喜びはありません!
 
リオ2016パラリンピックについては、記事をあげ次第、順次こちらにリンクを貼っていきます。↓↓
 
 
テレビ放映のスケジュールも、まとめ&詳細を載せていますので、ぜひ上記の記事をブックマークしておいて頂けると嬉しいです。
記事に関するコメントも大歓迎です!
一緒にパラリンピックを盛り上げていきましょう!
 
 
「突然大病を患ったら…」シリーズの記事(傷病手当金・高額療養費・雇用保険(失業保険)・障害者手帳障害年金など)について読まれる方は、こちらのリンク↓↓をご覧下さい。
 
 
 
それでは、今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
 
次回は、いよいよ日本人代表選手が出場する最後の競技、カヌーについてご紹介します。そうです。あの paddle のカヌーですよ!笑。(←詳細は、こちらをご参照ください。笑)
 
またブログでお会いできることを楽しみにしています♪
 
 
tomo
 
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