カヌー【初心者にもわかるパラリンピック競技紹介】競技の概要やクラス分け・ルール、リオ大会に出場する日本代表選手をピックアップ!(リオデジャネイロ2016パラリンピック情報☆その24)
こんにちは。障害者で社労士タマゴの、tomoです。
リオパラリンピックの日本人代表選手は、17競技に132人が出場しています。
地球の裏側で頑張るパラアスリートに、少しでもエールを送れるように。
この記事で、ご紹介もいよいよ最後のひと競技になりました。
今日取り上げるのは、カヌー競技です。そしてそのカヌー競技に代表選手として選ばれた、ひとりの日本人代表選手のご紹介をしたいと思います。
カヌー競技の日本人代表選手。それが18歳の瀬立(せりゅう)モニカ選手です。
(ちなみに。お名前がモニカなので、よくハーフと間違われるそうですが、純粋なジャパニーズだそうですよ!お母様がクリスチャンで、ご自身の洗礼名から名付けたそうです。世界的なスポーツ選手となられて、海外でもとっても評判が良いそうです❤︎)
ではでは、カヌーのご紹介を始めます!
(写真引用元:日本財団パラリンピックサポートセンター)
■ カヌー(パラリンピック競技)
パラリンピックのカヌー(パラカヌー)は、選手ごとの障害の度合いに応じて、3つのクラスに分かれています。胴体が動かせず、肩の機能だけで漕ぐ選手のクラス(L1)。胴体と腕を使って漕ぐことができる選手のクラス(L2)。そして、足・胴体・腕を使うことができ、力を入れて踏ん張るまたは腰かけて艇を操作できる選手のクラス(L3)の3つに分かれます。
パラリンピックでは200m競技が実施され、いかに早くゴールにたどり着けるかのスピードを競います。パラカヌーの種目はカヤック部門とヴァー部門の2部門がありますが、リオ大会では男女ともに、カヤック部門(KL1、KL2、KL3)の3種目のみが行われます。東京大会ではカヤック部門、ヴァ―部門が採用される予定です。
カヤック部門というのは、比較的多くの人がイメージする形のカヌー(カヤック)に乗って行われる競技です。笹の葉のような形をしたカヤックに乗り、両側に水をとらえるブレードのついたパドル(かい)を左右交互に漕いで前に進みます。(上方の写真に写っているのは、カヤックです)
それに対してヴァー部門は、アウトリガーカヌーと呼ばれるカヌーに乗って競技が行われます。アウトリガーカヌーとは、通常のカヌー(カヤック)の片側に、アウトリガーと呼ばれる浮きが張り出した形をしていて、アウトリガー(浮き)のない側の水面を漕いで進みます。よく、暖かい国の映像なんかで見られるカヌーです。外洋でも安定して漕げるように浮きをつけているそうです。
アウトリガーカヌーです。この画像は、こちらのサイト(多摩川・逗子お手軽アウトドアライフ)からお借りしました。このアウトリガーカヌー、自作で作られたそうです!素晴らしいですね!!
カヤック部門もヴァー部門も、どちらも水をとらえ、いかにスピードに乗れるかが勝負の見どころとなります。
✔︎ 瀬立 モニカ(せりゅう もにか)選手(18歳)
瀬立選手は最も障害の重いクラスであるL1クラスに出場されます。Twitterをされていて下記のアカウントでリオでの様子も公開されています!ウイルチェアーラグビーの仲里選手、今井選手ともお友達になったようですよ!(なんだかこういう情報、とってもほっこりしますね☆)
今日から本格的に試合に向けて調整が始まりました。やっとこっちの生活にも慣れてきて、調子も良い感じ!!
— 瀬立モニカ (@monika3252) 2016年9月6日
そして、ラグビー日本代表の仲里さんと今井さんとお友達になりました😊
他の競技の選手と知り合えるのもパラリンピックの魅力ですな🙈 pic.twitter.com/pWuPILSbem
瀬立選手、頑張って下さい!!
カヌーはリオパラリンピック終盤の、日本時間で9月14日(水)・15(木)の2日間の日程で実施されます。
リオ大会のカヌーの詳細なスケジュールはこちら!
障害者のカヌーに関してご興味がある方は、下記の団体が日本での代表団体となります。
✔︎ 日本障害者カヌー協会
ちなみに。日本障害者カヌー協会のサイトに、素敵な言葉がありました。
協会では、障害者カヌーのことを「パラマウントチャレンジカヌー」と呼んでいるそうです。
パラマウントとは「最高の」という意味。自分にとって最高のチャレンジができるスポーツ。それがカヌー。私達は、障害者カヌーのことを、パラマウントチャレンジカヌーと呼んでいます。パラマウントチャレンジカヌー、略して「パラチャ」。今年のパラチャはいつ?近くでパラチャやらないの?そんな会話が当たり前になる日をめざして活動しています。
パラカヌー、パラチャ。
そんな言葉がもっと交わされるようになったらいいなぁ…
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一緒にパラリンピックを盛り上げていきましょう!
それでは、今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次の記事では、今回のリオ大会では残念ながら日本人の代表選手は送り出すことができませんでしたが、リオで熱い戦いを繰り広げている競技についてご紹介していきたいと思います。
またブログでお会いできることを楽しみにしています♪
tomo
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