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障害者 & 難病患者 tomoのブログ【ともに きなりに】

難病 ギラン・バレー症候群を患い、障害者になったtomoが『障害は「障害」じゃない。ありのままの自分で、思いのままに生きよう。』をコンセプトに日々を綴るブログです。自身の大病経験と、元企業人事→→現在社会保険労務士を目指している経験から、「ある日突然、大病を患った方およびそのご家族」のお役に立つ情報等も書いていきたいと思います。

ロンドン2012パラリンピックは、なぜ史上最高の成功と言われるのか。責任者のクリス・ホームズ卿に直接聞いてきました!(リオデジャネイロ2016パラリンピック情報☆その4)

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こんにちは。障害者で社労士タマゴの、tomoです。
 
前回の「パラリンピック黒歴史」に続き、本日のテーマは「パラリンピックのいま」です。
 
まとめ記事で予告していた通り、下記の三本立てで「そもそも、パラリンピックとは?」について書いていますが、今日は3日目となります。
 3) パラリンピックのいま ←今日はここ
 
tomoブログ【ともに きなりに】では、リオパラリンピック開幕から閉幕まで、少しでも多くの方にパラリンピック情報を届けていきたいと思います。パラリンピック情報を共有することで、遠く日本から応援していきます!
 
 
リオデジャネイロ パラリンピックの開幕は、9月8日(木)です。
 
開幕まで、あと13日!! 2週間切りましたよ〜★
 
 
では早速、本日の「パラリンピックのいま」について、はじめていきましょう。
 

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昨日の記事で、ロンドンパラリンピックが、パラリンピック史上においても非常に重要な節目になった大会と言われたことをお話ししました。
 
それは、知的障害者の参加が12年ぶりに認められたことだけではなく、様々な取り組みがなされ、成功を収めたことが理由です。
 
リオ大会を目前に控えたいま、ロンドンパラリンピックでどんな取り組みが行われ、今後のパラリンピックに繋げたいどんな成功があったのか…について、紹介していきたいと思います。
 
 
ロンドンパラリンピックの成功の最も大きな要因は、「オリンピック委員会とパラリンピック委員会の一元化」にあります。
 
実は tomo は、去る5月31日に東京都内で実施された、ある特別なシンポジウムに参加する権利を頂き、会場でお話を聞いてきました。
 
基調講演を行われたのは、クリス・ホームズ卿
ロンドン大会の責任者である統合ディレクターとして、ロンドンパラリンピックを成功に導いた立役者として知られる方です。14歳の時に視力を失ったホームズ卿は、水泳選手として4度のパラリンピック出場を果たし、金メダル9個を含む、15個のメダルを獲得された、バリバリのパラリンピアンでもあります。
 
このホームズ卿の話を、かなり近い距離で聴く機会を得たわけですが、本当に刺激をうける素晴らしい話をたくさん聞くことができました
 
ホームズ卿のお話を伺って、印象に残ったことを列記します。
✔︎ オリンピック委員会の中に、初めからパラリンピック委員会を組織した。その結果、横のネットワークが構築でき、オリパラ一体での交渉・準備が可能になった。
 
✔︎ オリンピック・パラリンピックの運営体制は、8千人のフルタイムスタッフと、20万人の応募から選ばれた7万人のボランティア(ロンドン大会では、ボランティアのことを Games Makers と呼んでいた)。そのうち4%の2,800人が障害者だった。
 
✔︎ パラリンピックに参加する障害者の層を広げた。障害を持つ選手だけでなく、大会運営にも門戸を広げることで、幅広い障害者の参加を可能にした。(大会運営に参加してもらうために、相当いろいろな工夫が凝らされたようです)
 
✔︎ オリンピック・パラリンピックを一体化することで、スポンサー企業にはオリンピック・パラリンピックの両方をセットでスポンサードしてもらった。テレビCMでも、プライムタイムに、全てのスポンサー企業のパラリンピック支援CMを流した。
 
✔︎ パラリンピックのチケット完売は、必達事項とした。タダでばらまくのではなく、すべて有料で売り切る。なぜなら、パラリンピックは、有料で販売する価値のある素晴らしい世界大会だから。
 
✔︎ 抜本的なインフラ・ハード面での改革断行。UKのすべての建設業者にアクセシビリティ講習(いわゆるユニバーサルなバリアフリー施設を作るための講習)を受けることを義務付けた。
 
✔︎ 「Get Set Program」の実施(ゲット・セット・プログラムとは、若い世代に対してオリンピック・パラリンピックへの理解を深めるための教育プログラム)。この教育プログラムを通じて、自然に「競技者はすごいな!」という気持ちを醸成し、子供を通じて親世代までパラリンピックへの理解・関心を高めることに成功した。
などなど、ちょっと書き出すだけで本当にインスパイアされる内容ばかりでした。
 
Get Set Programについて興味がある方はこちらをご覧下さい。(英語サイトへ飛びます)
 
 
ホームズ卿の言葉で、深く tomo の心に残った言葉は、下記の二つです。 
✔︎ 障害者を、ボランティアを受ける側から、ボランティアをする側へ。障害者が参加するフィールドを、スポーツだけでなく大会運営にまで拡げる。
 
✔︎ パラリンピックのチケットは、ただではバラまかない有料で販売する価値のある、素晴らしい世界大会だから
 
ホームズ卿の言葉を裏付けるように、ロンドンパラリンピックではおよそ270万枚の観戦チケットを売り切り、過去最高と言われた北京大会の180万枚を大きく上回りました。 
 
チケットがほぼ完売となり、主催者側が座席数を増やして対応するほどの大盛況になったロンドン大会。それに対して、リオデジャネイロオリンピックでは、こんな報道が…。 
 
一昨日の記事にも書きましたが、観戦チケットの販売だけでなく、ボランティア育成等の大会運営に関しても、どうやらロンドンパラリンピックのレガシーはリオには引き継がれなかったようです。非常に残念なことです。
しかし、来たる2020年の東京パラリンピックでは、ぜひロンドンの成功から大いに学び、ロンドン以上の成功を収めてほしいと心から期待をしています。
 
東京都の中に、オリンピック・パラリンピック準備局という組織があります。
 
その組織の中に、パラリンピックを主導する部門があるのですが、そこのパラリンピック担当部長の方とご縁を頂き、お会いすることができました
 
とても知的で情熱を感じる素敵な方(女性です☆)でした。
東京2020五輪・パラリンピックに向けては、これまでもいろいろな壁が立ちはだかってきました。スタジアム建設問題から始まり、大会ロゴ問題、そして東京都知事の辞任に伴うリオ大会直前での都知事選挙…と次から次と問題が噴出するように思えます。そして、これからもいろいろと騒動が出てくるかもしれません。
 
でも、きっとあのパラリンピック担当部長の方ならば、どんな荒波があっても、素晴らしいパラリンピック大会に向けてリードしてくださるのではないかと思っています
 
 
そして、まずは何よりも目前に控えたリオ2016パラリンピック
何としても無事開催に漕ぎつけ、大会会期を全うしてほしいです。
 
2016に照準を合わせて努力を重ねてきた選手
そしてその選手を支えてきた多くの家族・競技関係者たちがいます。
 
いよいよ次回の記事では、リオデジャネイロ2016パラリンピックのスケジュール についてご紹介をしていきます!!実施されるパラリンピック競技種目(22種目)についても、順次ご紹介していきますよ☆
 
ご縁があってこのブログに辿り着いて頂けた方は、ぜひ、障害を持った Super humans が大活躍をするパラリンピックにもアンテナを張って頂けたら、これ以上の喜びはありません!
 
リオ2016パラリンピックについては、記事をあげ次第、順次こちらにリンクを貼っていきます。↓↓
 
 
ぜひ上記の記事をブックマークしておいて頂けると嬉しいです。
記事に関するコメントも大歓迎です!一緒にパラリンピックを盛り上げていきましょう!
 
 
「突然大病を患ったら…」シリーズの記事(傷病手当金・高額療養費・雇用保険(失業保険)・障害者手帳障害年金など)について読まれる方は、こちらのリンク↓↓をご覧下さい。
  
それでは、今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
またブログでお会いできることを楽しみにしています♪
 
tomo
 
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