障害者 & 難病患者 tomoのブログ【ともに きなりに】

難病 ギラン・バレー症候群を患い、障害者になったtomoが『障害は「障害」じゃない。ありのままの自分で、思いのままに生きよう。』をコンセプトに日々を綴るブログです。自身の大病経験と、元企業人事→→現在社会保険労務士を目指している経験から、「ある日突然、大病を患った方およびそのご家族」のお役に立つ情報等も書いていきたいと思います。

【リオ2016】メダリスト凱旋パレードの日程及びコースは?前回ロンドン五輪パレードとの違いとは?(リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックメダリスト合同パレード情報)

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こんにちは。障害者で社労士タマゴの、tomoです。
 
土曜日日曜日にUPした、「秋に聴きたいジャズ」を流しながらブログを執筆しています。慌ただしい日常だからこそ、一服の癒しの時間は必要だなぁとしみじみ感じます。
 
さて、今日は。
来たる10月7日(金)に行われる、リオデジャネイロオリンピックパラリンピック メダリストによる凱旋パレードについて触れたいと思います。
 
 

1) 日時とパレード場所、参加者ほか

開催概要は下記の通りです。
■ 日程: 10月7日(金)
■ 時間: 午前11:15 開始(1時間程度)
 (パレード前に、虎ノ門ヒルズで出発式典を行った後に開始されます)
 
■ 実施場所: 東京 銀座〜日本橋間(中央通り)約2.5km
■ 出発地中央区 銀座8丁目交差点(新橋駅付近)
■ 到着地: 日本橋室町3丁目(三越前駅付近)
■ 参加者: リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック メダリスト
 

2) 前回(ロンドン五輪凱旋パレード)との比較・違い

メダリストによる大規模なパレードが開催されたのは、前回大会が初めてのことでした。2012年ロンドンオリンピックが閉幕した2012年8月20日、銀座で凱旋パレードが実施されました。
 
その際は、パラリンピックのメダリストは参加対象ではなく、オリンピックのメダリストのみの参加で、パレード距離はおよそ1km。銀座の中央通り(銀座通り口〜銀座8丁目)を凱旋したのは、金メダリスト7人を含む総勢71人のメダリストでした。
 
約20分間のオリンピックアスリートの凱旋を目にするために集まったのは、沿道を埋め尽くす50万人もの人々。
 
週末の激混みの東京ディズニーランドの1日当たりの入場者数が約5万人と言われていますから、なんとその10倍もの人が、東京銀座に集まったのです!(ちなみに tomo が発症したギラン・バレー症候群は「10万人に一人の難病」と言われていますから、その凱旋パレードを見に集まった50万人もの人々の中でも、たったの5人いるかいないか位、レアな病気です)
  

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(画像引用元: The Wall Street Journal
 

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(画像引用元: ヨシモトポール
 
銀座を1kmパレードするのもすごいことですが、なんと今回は前回をはるかに凌ぐ、2.5倍の距離の凱旋パレードですからね!!きっとものすごい人出になることでしょうね。
 
見に行ってみたいけれど、上記の写真を見てしまうと、やっぱり今の tomo には無理かなぁ…。この人波に揉まれても、耐えられる自信がありません…(涙)
 
きっと相当の人出に対応できるだけの、相応の警備もされるのでしょうね。
 
なんといっても、今回のパレードはオリンピックのメダリストだけでなく、パラリンピックのメダリストも一緒に凱旋します。
 
2020年に向けて、オリ・パラ一体で盛り上げていくために、メダルを獲得したオリンピアン・パラリンピアン合同で凱旋パレードを実施するということは、これまでも様々な場で耳にしてきました。
 
2012年のロンドンパラリンピックを大成功に導いた立役者、クリス・ホームズ卿を招いた今年5月のシンポジウムでも、2020年の東京五輪パラリンピックの機運を高めるため、リオ大会後の凱旋パレードはとても重要な意味を持つ、と語られていました。
 
クリス・ホームズ卿とシンポジウムの内容については、こちらをご覧ください。
 
前回は、約70名のオリンピックのメダリストが、オープンカー・オープンバス合わせて7台でパレードを行ったそうです。果たして今回は何台の車両でパレードが繰り広げられるのでしょうか。
 
どうやらパレード開催時間中の特等席を巡って、ルート上の沿道にある穴場スポット(特にオープンバスの目線に当たる店舗2階の飲食店・カフェ等)では、すでに予約でいっぱいのところも出てきているようです。予約を取らないお店も、当日かなりの争奪戦が繰り広げられるのでしょうね。
 

3) 今回のパレードの意義

なんといっても、
「パラリンピアンが、オリンピアンと一緒に」パレードをする。
それに尽きるのではないでしょうか。
 
実際2012年のロンドン五輪でも、メダルを獲得したアスリート選手たちは、その後テレビ番組やCM、各種イベント等のゲストとしてメディアにたくさんの露出をしていました。
 
2008年の北京オリンピックで銀メダルを獲得した、フェンシングの太田雄貴(おおた ゆうき)選手とフェンシングというスポーツそのものが辿った道が象徴しているように。『メダル獲得→メディアへの露出・注目が集まる→世の中への認知が広まる』という流れは、必ず存在します。
 
だからこそ、下記の記事でも「パラアスリートにメダルを一つでも多く持ち帰って欲しい」と願ったわけですし。パラアスリートが単独で取り上げられることよりも、オリンピックのアスリートと同じ土俵で注目・露出されることの効果は、非常に大きいと言えます。
 
パラリンピック、パラアスリートが語られる時。
tomo は思うことがあります。
 
そもそも、パラアスリートが世間に取り上げられ、人々の関心事に昇るようになったこと自体は、ものすごく前進だと思います。
 
でも。まだそこに
(障害のない選手や自分たちとは違って)すごい!」という、
( )の感情が見え隠れします。
 
はじめは、それでもいいんです。
やむをえない。
 
だけど、それが徐々に、
(障害があるとかないとか関係なく、人として)すごい!」
変わっていってくれたら。
 

障害があってもなくとも、人は人。 人が人として生きることに、何も違いはない。 それに、「健常者」として生きていても、 いつどんなきっかけで「障害者」になるかもわからないのですから。 tomo のように、ある日突然難病を患って障害者になるかもしれない。 パラアスリートのように、ある日突然事故に遭い障害者になるかもしれない。 そして、やがていつか歳をとれば、 どんな人だって、高い確率で障害を持つようになるのです。 だから。 障害を持っていたって、全然特別じゃない。 ことさらに取り上げて感動的なヒーローにする必要もなければ、 特別かわいそうな目で見る必要もないんです。 ただ、「普通に」扱ってくれたら。 オリンピック選手に対してそうするように、 勝ってメダルを獲得すれば賞賛してほしいし、 負けて結果を残せなかったら残念だったね、でいいんです。 それが実力の結果だから。

tomo とブログ【ともに きなりに】を記事にしてご紹介頂きました。黒柴スポーツ新聞編集局長さんの「黒柴スポーツ新聞」9月11日の記事にて。 - 障害者 & 難病患者 tomoのブログ【ともに きなりに】
 
tomo は、いろいろな思いを込めて、楽しみに凱旋パレードの報道を自宅で待ちたいと思います。各テレビ局、新聞社等のメディアが、どんな報道をしてくるのかな〜☆
 
 
ご縁があってこのブログに辿り着いて頂けた方は、ぜひ、障害を持った Super humans が大活躍をするパラリンピックにも注目して頂けたら、これ以上の喜びはありません!
 
リオ2016パラリンピックに関する主な記事は、こちらにリンクを貼っています。↓↓
大会前から、そして大会期間中にも、時間を惜しんでリハビリの合間に書き溜めた記事たちです。よかったら覗いていってくだされば、とても嬉しいです❤︎
 
 
それでは、今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
またブログでお会いできることを楽しみにしています♪
 
 
tomo
 
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