東京2020パラリンピックの正式競技(実施競技)22競技とは?新規に採用された競技と、東京大会では採用されなかった競技とは?(リオデジャネイロ2016パラリンピック情報☆その30)
こんにちは。障害者で社労士タマゴの、tomoです。
22競技の中には、第1回ローマパラリンピックから正式競技に採用されている種目もあれば、途中の大会から追加採用された競技・種目もあります。
この記事では、リオ大会と東京大会の採用競技の違いと、東京パラリンピックで新規採用される競技について触れていきたいと思います。
■ リオ大会と東京大会の競技数の違い
リオパラリンピックも、東京パラリンピックも、どちらも実施される正式競技の数は22競技で同じです。しかし、リオ大会で実施される22競技のうち、2競技が東京大会では残念ながら実施が見送られることが決定しました。その代わり、新規に2競技が東京大会で正式競技に採用されることが決まりました。
■ 東京大会で採用されなかった競技
✔︎ セーリング
それ以外の、下記20競技は引き続き東京パラリンピックでも採用されることが決定しています。(競技名をクリックすると、各競技紹介ページに飛びます)
✔︎ アーチェリー
✔︎ 陸上競技
✔︎ ボッチャ
✔︎ カヌー
✔︎ 自転車
✔︎ 馬術
✔︎ 5人制サッカー
✔︎ ゴールボール
✔︎ 柔道
✔︎ パワーリフティング
✔︎ ボート
✔︎ 射撃
✔︎ シッティングバレーボール
✔︎ 水泳
✔︎ 卓球
✔︎ トライアスロン
✔︎ 車椅子バスケットボール
✔︎ 車椅子フェンシング
✔︎ ウィルチェアーラグビー
✔︎ 車椅子テニス
■ 東京大会で新規採用された競技
上記の20競技に加え、東京パラリンピックでは以下の2競技が、正式競技に新規採用されました。
✔︎ バドミントン
✔︎ テコンドー
それぞれ、簡単に競技紹介を添えますね。
■ バドミントン(パラリンピック競技)
(写真引用元:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)
一般的には、障害者バドミントンは以下のような内容で行われています。
まず、障害の種類・程度に応じて3つのカテゴリー(立位上肢・立位下肢・車いす)に分かれています。そこからさらに障害の度合いによってクラス分けをして、シングルス(男子・女子)、ダブルス(男子・女子)、混合ダブルスで戦います。
ルールはおおむね、障害のない人が行うバドミントンと同じです。1ゲーム21点マッチ方式で3ゲームおこない、2ゲームを先取したほうが勝利となります。一方、障害に配慮した独自のルールとしては、車いすを使用するシングルスはコートを半面にして行ったり、シャトルを打つ瞬間は競技者の胴体の一部分が車いすのシートに接していなければならなかったりなど、特別なルールもあります。
コート半面で行う車いすのシングルスは、コートが狭くなる分、全面コートより攻撃のテンポが速くなります。そのため、車いすの勢いを計算した上で、ひと漕ぎでシャトルの落下点に入るチェアワーク(車椅子の操作技術)、同時にスイングの体勢をとるスキル、そして配球を読む力が求められます。スタミナも欠かせませんが、それよりはむしろ、先を読んで動く頭脳と技術の習熟度が勝利のカギを握ります。
■ テコンドー(パラリンピック競技)
テコンドーは「蹴る」ことに特化した韓国の国技です。古くから朝鮮半島に伝わる武術が原形と言われています。バドミントン同様に、2020年の東京パラリンピックで初めて行われる競技のため、パラリンピックでの具体的なルールや障害区分などはまだ決まっていません。
テコンドーは手と足を使って行われます。選手はヘッドギア、ボディープロテクターなどを装着して、かかと落としや後ろまわり蹴りなどの足技で戦います。勝敗は得点と減点の集計による場合と、ボクシングのようにKO負けとなる場合があります。テコンドーは、胴に蹴りが入ったら1点、そこに回転が加わると3点が入ります。現在のルールでは頭への攻撃は認められていません。また、パンチは得点になりません。
…とこれだけ読むと、障害者スポーツとしてどんな戦い方になるのか、どんなルールが整備されていくのか、とっても興味が湧きますね!
リオデジャネイロパラリンピックが終わったら、いよいよ次は4年後の東京五輪・パラリンピックです。4年後のその日が来るのを楽しみに。そして、ただ待つだけでなく、盛り上げていけるイロイロな取り組みをしながら、東京で開催されるオリンピック・パラリンピックを待ちたいと思います。
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それでは、今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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tomo
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